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先行研究・主要なメディアと共に人々の購買行動モデルも変化して来た
・インターネットやSNSが生んだ「検索」「共感」「共有」といった新たな購買行動モデルが主流となっている
問い若者の購買効果に効果的な影響を与える情報源は何か
調査対象大学生から大学院生を対象とした66人
調査方法文献購読を行った上で若者を対象としたメディア利用状況と購買意欲・行動に関するWebアンケートを行い、若者にとって効果的な情報源を探る
本論・公式情報でない「他人の評価」が若者の購買意欲に大きな影響を与えている
・商品を買うきっかけや決め手に関しても従来主流ったTVCMなどと比べて、SNSやインターネットの影響が強まっている
・商品購入後の情報共有における面では、若者はメディア利用より直接にコミュニケーションをし受動的に「共有」を行っている
・若者は口頭での情報共有は行うが、メディア上で自らそれを発信することはない
・情報収集の有無と講習後の満足度には関連性がない
結論・若者は公式情報よりもSNSやインターネットで見られる個々人が発信する情報を参考にしている
・使用者による「他人の評価」は参考度が高く、若者の購買行動に効果的な影響を与える情報源の一つである
意義若者の商品購入の動機を情報共有の側面から探る
課題・商品のジャンルごとに分類した購入後の満足度や購入のきっかけ・決め手に関するアンケート調査
・若者が情報発信を自ら行わず受動的であるのはなぜかという疑問の解決
論文を読んで